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初任給にこだわった結果…10年後に振り返ってみる

こんにちは、鈴木あきこです。

 

ここでは、理系の修士卒、人材会社からフリーランス、新卒就活から約10年を経た私が、就活の時にこうしておけばよかったなー、と思うことをお伝えしていきます。

 

今回のテーマは、ズバリ「初任給をどれだけ重視するべきか」。

 

皆さんは、募集要項の給与欄はどの程度重視しますか?

 

2年半ほど前のデータですが、上場企業の約8割が回答したアンケート結果を見ると、初任給は20〜25万程度という企業が大多数を占めています。

(参照:東洋経済オンラインhttp://toyokeizai.net/articles/-/65752

 

私が就職活動をしていた当時と比べても、大きな変化はないように思います。

 

だいたい20万くらいが標準的という状況を踏まえて、もし、すごく興味のある仕事だけど月給15万の企業があったら応募しますか?

 

逆に、できそうではあるけど興味のない仕事内容、月給50万だったらどうしますか?

 


なぜか「初任給18万以上」にこだわった


私は、もともとは医薬品、化粧品、化学などメーカーの研究開発職を志望していました。

 

ところが、大手メーカーではうまくいかず、選択肢を広げなければならないという時に、たしか18万円以下くらいを下限に初任給で足切りをして、その代わりに業種・業界を広げて就職活動をしました。第一志望のメーカーよりちょっと下くらいの初任給、というくらいの、曖昧な金額設定でした。

 

その結果、理系人材サービスの会社に入社しましたが、地方の中小企業などは、研究職の募集があったとしても選択肢から外れ、全く知らないままに就職活動を終えたました。

 

このことを、実は後悔したんです…

 

いざ社会人になると、お客様先の話や業界内の評判など、就活サイト以外の情報が入るようになります。

 

すると、初任給は低くてもオンリーワンなおもしろい商品を作っている企業、表には出にくいけど社会に大きなインパクトを与える研究をしている企業など、「この研究やってみたい、この仕事おもしろそう」と思える企業がたくさん見つかりました。

 

こういう会社も受けてみればよかったな、と思いました。

 


よく考えると、こだわる必要はなかった…


今振り返ると、新入社員当時の私は初任給18万円以下でも充分暮らしていけました。

 

東京都心など家賃が高い地域に住みたかった訳でもなく、飲み会や外食は好きですが毎日行きたい訳でもありませんでした。年に1回は海外旅行に行きたい!とか、ファッションやコスメに強いこだわりがあるとか、アーティストのライブやイベントに頻繁に行きたいとか、お金がかかる趣味もありませんでした。

 

それよりも、自慢できるような仕事の成果を出したり、珍しい経験をしたり、他人が真似できないスキルを身につけたりしたい、という気持ちの方が強かった。

 

もし、就活中の私が初任給で足切りするようなことがなければ、人事やキャリア関係の仕事をしている今とは違う現在があり、オンリーワンなおもしろい研究や商品開発などに身を置いていたかもしれません。

 

今の状況が嫌な訳ではありませんが、自分にとって重要な要素ではなかった「初任給18万円以下は対象外」という条件で可能性を狭めてしまったことに対しては後悔しています。

 


こだわり条件の根拠はしっかり考えよう


こんな生活を送りたい、こんな風に仕事に取り組みたい、何年後にはこんな姿になっていたい…

 

ある程度しっかりとした自分なりのビジョンに基づいて、仕事内容、初任給、勤務地や転勤の頻度などのうち、自分にとって必要な条件はどの程度なのか考えておくべきだったのです。

 

逆に言えば、自分なりのビジョンに基づいて「これは不可欠!」と思える条件に関しては、他に譲らなくてはならないことがあったとしても、しっかりこだわるべきだったと思います。

 

 

多くの就活サイトでは「初任給」は検索条件のひとつに設定されていると思います。

 

標準的な金額感に左右されず、自分なりに正当性のあるラインを見極めること、そして、どの程度重視するかを考えておくことが大切です。

 

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